GW中、予定が無さ過ぎてぼーっとしてましたが
柏餅くらいは買いに行こう!と思って
天白区の山田餅島田店へ行ってきました
端午の節句の前の日に行ったんですが
駐車場にはいつもはいない警備員さんがいたり
店頭には予約の方専用カウンターが出来ていたりと
柏餅などを買いに来る人を迎える準備がされていました
そういえば柏餅の葉っぱって茶色と緑の2種類あるけど
何が違うんだろう?って思って調べてみたら
もともと柏餅が食べられるようになった当初の柏の葉は緑でした
柏餅を食べる風習が広まった江戸時代は旧暦なので端午の節句は6月でしたが
5月ではまだ柏の葉がお餅を包めるサイズに育っていない為
前年度に収穫した柏の葉を乾燥させて保存して使用することになったので
明治からは柏餅の葉は茶色に変わりました
それが保存技術が発達して緑色の状態で保存も出来るようになり
お店毎にどちらを使うか選べるようになった現在
両方の色の柏の葉を見かけるようになったという事だそうです
原点の緑にするお店もあれば、
現代の人が見慣れた茶色をそのまま使うお店もあり
餡の違いを区別するのに両方使ったり色々なようです
柏餅は定番の兜型だと思うのですが厚みがあってぷっくり
綴じ目が奥側で柏の葉に包まれているのって珍しい気がします
白いのがこしあん
うっすら紅色になっているのが粒あん
黄色いのが味噌あん
断面はこんな感じ
お餅屋さんだからか餡よりお餅率が高いですね
コシがあって、しっかりもちもちだけど柔らかさもあって
ぷる~んと柔らかい柏餅も好きだけど
このしっかりしたお餅感がある柏餅もイイ^^
こしあんと粒あんの方は餅部分にほんのり塩が利いていて餡の甘さと合う
味噌あんはあまり頂く機会がないんですが
甘じょっぱくてこれも美味しい
サイズ的には小ぶりなんですが、
しっかりした歯応えがあるので食べた感があります
黄飯(小) ¥500
通常お祝い事があると赤飯を用意しますが
私は尾張地方出身ではないんですが
三河地方でも多くはないですが黄飯を端午の節句に販売するお店もあります
でもこちらではあまりメジャーじゃないのか知らない人も多いですね
読み方は「きいはん」で
くちなしの実で黄色く染めたもち米に黒豆が入っています
黄色い色は魔除けや邪気払い、
黒豆はまめに育つようにという健康祈願の意味が込められています
赤飯と違ってもち米を蒸したあとに黒豆の煮豆を加えるので
米に豆の風味がついてたりとかはなく
黄色いもち米と黒豆というだけなんですが縁起物として頂きます
固めのもちもちで好みです^^
冷凍草餅 1個¥183
そしてこれ!!
昨年末から名物の草餅やお餅の冷凍販売が始まってました
遠方から買いに来られる方が沢山買って自宅で冷凍しているというので
だったらお店で一番良い状態で冷凍して販売しましょうと始めたらしい
本店が数年前から冷凍販売を始めていたそうなんですが
島田店も2022年末から始められてて早速買ってきました
ここの草餅が大好きなんですが遠いので頻繁には行けず
お菓子はどれも当日中の賞味期限だったのでその日食べる分しか買えないし
たまにしか食べられないのが悲しかったんですが
これからは家で解凍して好きな時に食べられるなんて・・・幸せ
2~3時間常温で自然解凍しました
若干出来立てよりもよもぎの色が薄くなっているような気もしますが
もっちもちな歯応えと味は変わらず美味しい!
この草餅が冷凍庫にまだあると思うとニヤニヤしてしまいます
今まで自分で冷凍なんて想像もしなかったので
冷凍販売を始めてくれて良かったです
ご馳走様でした(´▽`)