無塩バターが手に入ったので
柚子のパウンドケーキを焼きました
お菓子作りはたまにやるくらいだったんですが
今年は例年より時間が出来たのもあり、回数が増えました
作る回数が多くなってくると良い道具が欲しくなってくるんですよね・・・
中学・高校あたりから割とお菓子作りが好きで色々作ってたのもあって
地道に製菓道具を買い揃えてはいたので割と一通り揃ってはいるんですが
その頃はネットも無く近所で買える範囲で買っていたので
品質に納得がいっていない物もあります
で、最近パウンドケーキが好きで良く焼いてたんですが
色んなレシピを見てるうちに、良いパウンド型が欲しくなり
先日送料割引セールになったタイミングで買ってしまいました
松永製作所 ブリキパウンド型M ¥1670(税別)
精密機器の部品製造メーカーがその加工技術を生かして
2008年頃からお菓子・パン型の製造を始めたそうです
パウンド型の素材は
ステンレス
ブリキ
アルミ
シリコン
ガラス
が主に販売されているようで
私が今まで使っていたのはステンレスの型
どこでも手に入る&安い&お手入れ簡単で錆びないのが利点
熱伝導率が良い物が欲しかったのでブリキかアルミに絞って
プロも使用している、一番美味しく焼けるというブリキにすることに。
ただ通常のブリキ型は空焼きや油慣らしが必要で
頻繁に使わないと錆びるということで悩んでいたら
この松永製作所のブリキ型はシリコン加工されていて
お手入れ簡単!ということで決めました
今まで使っていたステンレス型とは比べ物にならない重厚感!
エッジがしっかりしてて格好良い^^
この刻印が職人さん手作りの証
これから大事に使っていきたいと思います^^
では早速パウンドケーキを焼いてみます
今まではステンレスだったのでオーブンシートを敷いてましたが
ブリキ型は初めてなので王道のやり方で
無塩バターを薄く塗り冷蔵庫で固め、小麦粉を薄くはたきました
焼き上がりにムラが出来にくいように真ん中を窪ませて生地を入れて
170度で45分焼きました
凄く綺麗に焼けてます^^
角がピン!としてるのが格好良い
型から外すのも、横に傾けるだけでスルッと出てきて
全くこびりついたりとかなく気持ち良い
ステンレスで焼いた時のと比較してみます
左:ステンレス
右:ブリキ
ケーキは両方ウィークエンド(レモンのパウンドケーキ)
右はレモンを柚子に変えてはいますが配合は全く同じ
ステンレスの方は敷き紙の跡が付いちゃってますが
焼き上りが明らかに違いますね
左:ステンレス
右:ブリキ
グラスアロー(糖衣)をした後の写真しか無かったんですが
サイドの焼き色の違いが歴然です
今までサイドに焼き色が綺麗につかないのが気になってて
オーブンの性能が低いからかな~と思ってたんですが
どうやら型の素材による熱伝導率の違いだったみたいです
・・・というか上面の焼き色も違いますね
型の素材が変わるとここまで違いが出るとは思いませんでした
ちょっと話がずれますが
最近このグラスアロー(糖衣かけ)を知ってハマってます
粉糖にレモン汁等の水分を加えたものをケーキの表面に塗り
高温のオーブンで2分程度焼いて乾燥させると
つやつやてかてかにコーティングされて
ケーキが乾燥するのを防ぎ、シャリシャリの食感がプラスされます
上の写真の左側は初めてやった時のもので
作った時は上手く行ったと思ってたんですが
今比べて見てみると全然綺麗じゃなくて失敗してますね^^;
柚子皮と果汁を多めに入れたのでしっかり柚子の香り
それにやっぱり熱の入り方が異なるからなのか
食感もきめ細かくしっとりしているような気がします^^
ただ、本当はもっとしっとりした食感が理想なので
その辺は材料の配合とかまた研究していこうと思います
因みにこの松永製作所のパウンド型が届いてすぐに
オレンジのパウンドケーキを焼いたんです
その時も型の写真や焼き上りまでの工程とか撮ってたんですが
画像をPCに取り込もうとしたら、撮った画像が無い・・・
ここ数日撮影した画像は消えていて
何故か消したはずの数か月前の画像が復活しているという謎現象
色々検証してみたところ
どうやら2013年から使っていたSDメモリが寿命だったようで
別のSDメモリを入れてみたら普通に動いて保存も出来ました
なので焼き上りの写真が無く、オレンジパウンドは
まだ残っていたのを改めてこれだけ撮りました
そしてもう一度パウンドケーキを焼いて撮り直しました^^;
ここ最近ちょっとデジカメの調子が悪いな~と思って
買い替えも少し考えていた所だったので
不調の原因がSDメモリだと解って、デジカメを買い替えなくて済みました^^
数日分の画像は消えてしまったけど
割と大したことない写真しか撮っていなかったので
ダメージが少なくて済みました
これが旅行中の写真が消えたとかだと
めちゃくちゃ凹みますからね