クイコ飯

愛知県(主に三河地方)での食べ歩き(和菓子多め)やお出掛け等の記録 

【豊田市】菓舗 近江屋 9

豊田市若林の菓舗 近江屋で季節の和菓子を買ってきました

 

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うぐいす餅 ¥200

いがまんじゅう 1個¥150

 

いがまんじゅうは愛知県の西三河地方の郷土料理のひとつで

桃の節句の前あたりから店頭に並び始めます

他の地域にも同じ名前のお菓子はあるものの物が違ったり、

ひなまつりのお菓子という扱いで頂くのは西三河独特の文化らしいです

 

米粉生地でこしあんを包んだものに

色付けしたもち米を付けて蒸したもので

大体のお店がピンク・黄色・緑の3色で作っています(中身は同じ)

たまに粒あんや蓬入りなども見かけたりします

近江屋さんも例に漏れず3色のいがまんじゅうが販売されてました

 

近江屋さんのいがまんじゅうは生地が柔らかめで

瑞々しくもちもちで甘さ控えめでとても食べやすく美味しい^^

もち米が多めについてるのも嬉しい所

 

隣でおばさまが大量買いしていて

気になってついでに買ったうぐいす餅はもちがふわふわたっぷりで

つぶあんがほっこりでこれも美味しかったです

 

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おこしもの 1パック¥450

 

近江屋さんのツイッターを見ていたら

久しぶりに食べたくなって買いました

 

こちらも桃の節句でお雛様に供えられる郷土菓子のひとつ

こちらは三河に限らず愛知県全域でみられるようです

おこしもん・おしものとか言ったりもします

熱湯で練った米粉を木型に押して型取りし着色して蒸したもの

 

私は通っている幼稚園で桃の節句時期に

おこしものを皆で作る行事があったりしました

昔はおこしもの用の木型を持っている家庭も多く

自宅から持ってきたり、無い子は借りたりしてたそうです

 

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いろんな形のおこしものが入ってます

型抜きした米粉生地に刷毛で着色するところが多いと思いますが

近江屋さんは着色した米粉生地を合わせて作るタイプ

出来立てで柔らかいのでこのままでも頂けますが

基本的にはお餅同様焼いて食べます

 

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表面が少しこんがりする程度に焼きました

これを砂糖醤油に付けて頂きます

パリっとした表面に歯切れのよいもっちり感

子供時代の楽しかった思い出もあり、懐かしくて美味しい^^

 

主人も三河出身なのですが

おこしものは私が勧めるまで食べたことが無かったそうです

ひなまつりに頂くので男兄弟だけだった主人の家では食べる機会が無かったのかも

 

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最中ビスコッティ ¥250

 

ビスコッティ好きな主人の目にとまりました

 

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最中皮にパウンド生地を乗せ2度焼きしたお菓子

最中とパウンドの境目が良く解りませんが

食感は確かにビスコッティのザクザクサクサク感

 

味は玉子落花せんべいにとても似ています

発酵バター入りの玉子落花(固め)みたいな感じ^^

最中は良く分かりませんでしたが美味しかったです

 

ご馳走様でした(´▽`)

 

【公式】菓舗 近江屋

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