JR安城駅前の御菓子司 両口屋菓匠へ行ってきました
15種類程の生菓子がずらっと並んでいて
どれも食べたいけど賞味期限の限界があるので
悩んでこの8個を買ってきました
ひな桃・ひし餅 各¥240
時期的に桃の節句関係の和菓子が沢山!
ひな桃はういろ製で中はピンク色のこしあん
つやっぷりっとした白いういろ皮からピンクのこしあんが透けて見えて可愛い
皮はもっちり柔らか、さらっとしたこしあんが美味しい
ひし餅は練切製
桃・白・茶・緑の4色構成
菱餅の定番イメージは桃・白・緑の3色だったんですが
江戸時代は白・緑の2色だったものが
明治時代になって桃が足され3色が定番になったとか。
場所によっては5色、7色なんてところもあるそう
7色のところはどんな色の組み合わせか気になりますね
ひし餅の練切は山芋の風味を感じたので薯蕷練切っぽい
みじん粉を使用したもっちりした練切も好きだけど
薯蕷練切の方が好きなので嬉しい
「茶」の部分がもしかしたら苦手な黒糖かも?と思ったんですが
黒糖は入ってないみたいでひと安心
柔らかくて滑らかな食感でとても美味しかったです^^
引千切 ¥240
ひなまつりの時期だけ見られる引千切(ひちぎり)
昨年京都旅行に行った時に京都伊勢丹の老松で初めて見かけたお菓子です
土台の緑部分は練切製でひし餅と同じ色の組み合わせ
粒あんときんとんが乗ってます
くちどけ滑らかで美味しい
ひな壇 ¥220
ひなの袖 ¥240
ひな壇はかるかんと上り羊かん製
2色のかるかんに5色の上り羊かん
しっとりもっちりかるかんに
さらっと柔らか滑らかな上り羊かんが凄く上品な味
ひなの袖はういろ製で中はピンク色のこしあん
ひな桃と同じ構成だけど皮の食感が少し違う感じで美味しい
衣の薄紫色がとても綺麗
さくら餅 ¥170
桜餅は関東風の長命寺タイプと関西風の道明寺タイプがあって
地方によって違いがあることを学生時代に知りました
中部地方はカレーの豚肉牛肉の境があるみたいな話と同じで
この辺では桜餅も両方見かけるのか~と思ってたんですが
色んな方のブログを見る限り、結構どこの地域でもどちらもあるようですね
昔は道明寺の桜餅しか見たことが無かったんですが
最近色々な和菓子屋に行くようになったら
割と両方置いているお店もあることに気が付きました
で、両口屋菓匠さんは両方の種類があったので
両方買いたかったんですが、1日に食べれる量を考えて
桜餅はどちらか1つにしようと思って1種類だけ買いました
両口屋菓匠さんのさくら餅は道明寺粉ではなくてもち米を使用
・・・ということはこれは道明寺タイプでもないのかな?
しかも中のあんは粒あんです
潰してないもち米なので道明寺よりもちもち感が強め!
桜葉の塩気と餡の甘さがいい塩梅で美味しかったです^^
よもぎ餅 ¥220
草餅を見かけるとつい買ってしまいます
蓬が好きなんですよね
よもぎ餅の断面
中は粒あんです
お餅が柔らかすぎないもちぷわ食感
蓬の良い香りで美味しい
焼き大福 ¥150
表面が香ばしく焼かれた粒あんの大福
上生菓子サイズで小ぶりで食べやすいです
がっつりお餅!かな~と思ったんですが、少し柔らかめのお餅でした
でもこれはこれで美味しい
干菓子詰合せ(3個入) ¥220
干菓子は箱詰め・小袋入りの詰合せ・単品と
少量からでも買えるようになってました
小袋は色んな組み合わせで置いてあるので
どれも甘さ控えめで食べやすい
お干菓子ならではの食感がそれぞれ面白いです
ご馳走様でした(´▽`)